【心理学】飲食店経営に使える6つのマーケティング手法

こんにちは。

 

今回は「【心理学】飲食店経営に使える6つのマーケティング手法」というタイトルで記事を書きたいと思います。

 

マーケティングは心理学を駆使する場面がとても多いため、その中から飲食店にも応用が利く有名なものをご紹介できればと思います。

 

飲食店経営に使える心理学

早速、飲食店経営に使える心理学をご紹介していきたいと思います。

心理学①:接触回数の多い相手を信用してしまう

接触回数の多い相手を信用してしまう状態を心理学では「ザイオンス効果と言います。

 

頻繁にCMが流れる企業や、よく目にする看板など、その分野の商品を購入する場合は知らない企業よりも知っている企業から購入したくなるものです。

 

恋愛テクニックとしても、「好きな人を落としたいならば会う回数を増やすべし」というテクニックがありますよね。

 

 

飲食店での応用

  • 頻繁に灰皿交換やおしぼり交換を行う
  • マニュアル外で+αの一言をかける

 

お客様にとっての「信用」は直接「顧客満足度」に結びつきます。

飲食店なら接客回数を増やすことで相手に安心感を与えましょう。

 

心理学②:周りの人に合わせてしまう

周りの人に合わせてしまうことを心理学では「同調効果」と言います。

 

行列のできる飲食店も、最初は人が集まる場所が気になることがきっかけですよね。

流行は、同調効果の最大の現れです。

 

みんな行っているから行ってみたい、みんな食べてるから食べてみたい。

また、自分が詳しくない、初めての分野の商品を購入するときなどは特に周りの意見やレビューを参考にすることでしょう。

人間は、その意見が本当かどうかよりも、「周りが使っているから」という安心感を得ることの方が重要と感じる生き物です。

 

 

飲食店での応用

  • 話題性のつくメニューを考案

 

流行があれば廃りもあるのでただ飲食店を流行らせれば良いってもんじゃないですが、知っておくことも大切です。

 

心理学③:費やした時間、金銭を取り返そうと、なかなかストップできない

この心理状態を「コンコルド効果」と言います。

 

超音速旅客機コンコルドは、定員が少なかったうえ、燃費も悪く当初から採算ベースにのらないとの見通しはあったものの、いったん動き出した計画を途中で止めることができなかった。

出典コンコルド効果 | 用語集 | FXCMジャパン

 

パチンコなどが特に良い例で、

 

「損すると分かっていても今更やめられない。」

 

という心理状態です。

 

 

飲食店での応用

  • 「あと●●円でポイント2倍」
  • 「もう1品購入すると●●サービス」

 

+αで何かを頼めばお得という何かを考えてみると良いでしょう。

 

 

心理学④:三段階の選択肢があると、多くの人は真ん中を選ぶ

この心理状態を「松竹梅の法則」と呼び、飲食店でもよく用いられます。

 

例えばお寿司屋さんのコースが三段階の価格帯で用意されていたとしましょう。

 

  • 松 5,000円
  • 竹 3,000円
  • 梅 2,000円

 

この場合多くの人が「竹 3,000円」のコースを選ぶという心理実験の結果から唱えられた法則です。

 

「松=2:竹=5:梅=3」の割合とされており、実に半数が真ん中を選択するようです。

 

 

飲食店での応用

  • 真ん中のコースに原価率や利益率、顧客満足度を踏まえて計算し、一番理想的な設定にする

 

これからコース料理を考案するのであれば、知っておいて損はないでしょう。

 

心理学⑤:その商品を持つことで得られる価値が欲しい

高級ブランドのロレックスやベンツは「機能性」はもちろんのこと、それらを所有しているだけで価値があり、「承認欲求」すらも満たしてくれます。

 

これを「ヴェブレン効果」と言います。

 

ヴェブレン効果を利用して、先ほどの「松竹梅の法則」と組み合わせるなんて施策もあります。

 

  • 松 12,000円
  • 竹 6,000円
  • 梅 4,000円

 

このような値段設定をすると多くの人は松竹梅の法則により「竹 6,000円」を選びます。

しかし一部では、コース料理の味だけでなく「高価なものを選ぶことの価値」を求める方もいます。

 

それを飲食店で利用した施策は以下の通り。

 

 

飲食店での応用

  • 一番高いコースにわざと利益率の良いメニュー設定する。

 

道徳、倫理的にあまり良いとは言えませんが、そういう飲食店もあるようです。

心理学⑥:薬でない物を飲んだのに、薬を飲んだ時と同じように回復する

 

これは相手の「思い込み」に訴えかける心理テクニックです。

 

医者に「はいどうぞ」と貰った薬が薬じゃないと知らずに飲み、症状が良くなる

 

これをプラシーボ効果と言います。

 

 

割と聞いたことある方も多いのではないでしょうか。

思い当たる節もあるかもしれませんね。

 

飲食店では、メニュー名などに用いられることが多いです。

ただの「カレー」ではなく、「牛スジと5種の野菜のじっくり煮込みカレー」だとどちらを選びたくなるでしょうか。

 

相手の潜在意識をコントロールするテクニックです。

 

 

飲食店での応用

  • 頼みたくなるメニュー名の表現方法を考える
  • 店のキャッチコピーに用いる(例 ○○専門店、ミシュラン2つ星シェフの〜等)

 

決して嘘は言ってはいけませんが、少しの工夫で商品やサービスの価値が上がるなら飲食店経営において用いない手はありませんね。

まとめ

このように、マーケティングでは様々な心理学が用いられています。

 

メニューのレイアウトや店内の配置、お客様の動線や接客マニュアルなど、ご自分がお客様の立場になった時に「どのような施策がされていたら嬉しいか」を考え、飲食店作りをしましょう。

 

また、自分が他の飲食店に行くときも経営者の立場になって観察することで、様々な飲食店のマーケティングが見えてくると思います。

 

そして今日ご紹介した心理テクニック以外にも色々なテクニックがあるので、また追記したいと思います。